日本のお墓は、花崗岩などを削って制作された墓石が使用されています。基本的にお墓は石を乗せただけで固定されている訳ではなく、地震で倒壊する場合があります。
墓石が固定されていなければ、震度4~5程度でも簡単に倒壊してしまいます。地震でもお墓の倒壊を防ぐために、耐震・免震施工を行うことができます。墓石の耐震・免震施工を実施すれば、震度7の地震でも耐えられるようになります。
地震が多い地域であれば、基礎の部分に免震用のシート(免震パッド)を敷いて地震の揺れが上部に伝わらないようにする方法が有効です。積み上げられた墓石の倒壊を防ぐ方法ですが、内側に金属製の芯(免震棒)を入れて固定するか接着剤でくっつける方法があります。
いずれの方法も外から見えないような場所に施工を行います。